
こんにちは!
夏の甲子園の出場校も全て決まりましたね(^^)/
今回はダークホース的な学校が多かったイメージがあり、
個人的にはとても面白い地区予選でした。
そんな甲子園に行くような強豪校では
中学校の部活ではなく、〇〇ボーイズや〇〇シニアといった
中学硬式野球クラブチーム出身の選手も少なくありません。
小学校を卒業した子どもを持つ方では、
学校の部活か、クラブチームで野球をさせるかで悩んでいる方もいるのではないのでしょうか?
今回は甲子園に行くためには中学硬式野球を始めるべきか書いていきたいと思います。
目次
・結論から書くと

私も中学は部活に入らず、硬式クラブチームに所属していました(高校は普通の公立高校です)
明確はデータがあるわけではないですが、やはり硬式クラブチームに所属している方が強豪校に行く確率が上がると思います。
強豪校に行ける=甲子園に行ける可能性も高くなります。
甲子園が近くなる理由と硬式クラブチームのメリット、デメリットを書いていきます。
・甲子園が近い理由①選手の個人レベルが高い

硬式クラブチームに行く選手は、小学生の時は中心選手として活躍した選手が多いです。
初心者の人もたまにはいると思いますが、部活に比べたらはるかに少ないです。
高いレベルの選手と切磋琢磨することによって自ずとレベルアップします。
・甲子園が近い理由②しっかりとした指導が受けれる

中学部活の指導が悪いと言っているわけではありませんが、
私立でもない限り、行きたい中学校は選べません。
そこで指導している先生が、あまり野球に詳しくないと
レベルアップするにも時間がかかってしまいます。
もし子どもを硬式クラブチームに入団させるか悩んでいる方がいましたら、
まず子どもが行く予定の中学校のレベルを把握することから始めると良いと思います。
・甲子園が近い理由③強豪校へのパイプがある
そのチームの指導者にもよりますが強豪校へのパイプも強いです。
私の所属していたチームも誰かが毎年、推薦で強豪校へ進学していました。
また部活に比べ大きな大会も多いため、スカウトマンの目に留まるチャンスもたくさんあります。
強豪高校のコネクションも甲子園に行くためには大きな要因となります。
・デメリット①親の協力が不可欠

ここからはデメリットも書いていきます。
まず金銭面にも体力的にも親の協力が不可欠です。
まず金銭面ですが、チームにもよって違いますが月謝で1万~2万ほどかかります。
また送迎のガソリン代、野球道具も硬式用だと軟式用に比べて高くなります。
また、お茶の当番であったり他の親との協力関係など
心身ともに負担がかかります。指導者と親がもめて退団していった選手も何名かいました。
・デメリット②怪我のリスクが高まる

クラブチームは練習時間も長く、ハードです。
私も一番きつかったのは高校よりも中学クラブチームの練習でした。
その分上手くもなりますが、怪我のリスクも高くなります。
甲子園も目指していても高校野球をする前に怪我をしてしまっては意味がありません。
特にピッチャーをやる人はまだ体が出来上がってない中学生から硬式を投げていると、
怪我のリスクが非常に高くなります。
話が少し変わりますが、プロ野球選手でピッチャーをやっている方は軟式野球出身者が多いというデータがあります。
プロ野球開幕投手全員が中学軟式出身!軟式出身は不利じゃない!? | BASEBALL KING
高校になって体が出来てきたら急に球速が早くなる人もたくさんいます。
まずは怪我しない体づくりが重要になってくるのでピッチャーをやる子どもがいる方はよく話し合い慎重に決めてください。
チューブトレーニングで怪我の予防をするのもお勧めです。
・デメリット③大人の事情で推薦を進められる可能性がある
これは私が実際に経験した話で他のクラブチームにも言えるか分かりませんが
監督とスカウトマンの関係性が強いうえに、そこまで目立った選手がいなくても
将来有望な選手がいたときのつなぎとして推薦されることがあります。
私自身、目立った選手ではなく試合に出ても「7番・ライト」とかでした(しかも私の世代は9人しかいません)
私より上手な同世代はたくさんいましたが
後日、なんとあの「履正社高校」に行かないかと監督から声がかかりました。
履正社高校と言えばあのヤクルトの山田哲人選手やオリックスのT‐岡田選手といった選手が
卒業している大阪の強豪校です。
中学生の私もさすがに「これ、チームの今後のための推薦やん」と感じました(笑)
強豪校に行ってチャレンジするという選択もありましたが、
さすがに自信がなく、普通の公立高校を受験しました。
・まとめ
今回は硬式クラブチームは甲子園の近道かということで、クラブチームのメリットデメリットを書きました。
まとめると硬式クラブチームに行くかどうか決める判断は
- 子どもが本気で甲子園を目指しているか
- 金銭面、体力面で親が協力できるか
- 進学予定の中学校の部活レベルはどうか
- ピッチャーで甲子園を目指すのか
このあたりを判断基準にすると良いかと思います。
もちろん甲子園が全てではありません。
本来、学生の本業は学業です。
野球しかできない人になってしまうと、野球が出来なくなってしまった時に
何も残らなくなってしまいます。そういった選手が多いのも事実です。
クラブチームにも学業も大事にしているチームはたくさんあります。
そういったことを踏まえてしっかりと子どもと話し合って進路を決めていただければと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
それでは(^^)/
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