
こんにちは!
最近ブログを更新できていませんでした…
また気を引き締めて頑張ります。
今回は「左打者に変更するメリット」を紹介していきます。
ここ数年は昔に比べ、左バッターが多くなった気がします。
私は、「左投げ・左打ち」なので最初から左打ちだったのですが、
元々右利きの方が、左バッターに変えた方も多いのではないでしょうか?
どちらで打つべきか迷っている方、
お子さんを左バッターに変えたい親御さん等の参考になればと思っています。
目次
・メリット①一塁に近くなる

多くの人がこの理由で変えている方も多いのではないでしょうか?
一般的に右バッターと左バッターの1塁到達は同じ走力の選手が走った場合、
0.2秒~0.3秒左バッターのほうが速いと言われています。
特に「足」に自信がある方は、左バッターに変えると内野安打になる可能性が高くなります。
ただし注意点があります。
引っ張りの打球が多い人(プルヒッター)の方は内野安打が減る可能性もあります。
なぜなら、左バッターが引っ張ってしまうと、1塁に近いところに打球が飛ぶので、
少し守備がもたついても、簡単にアウトになります。

上の図は2020年MLBでの内野安打の確率をデータ化したものです。
御覧の通り、オレンジの●が上位に来ていることから、
左バッターが必ずしも内野安打が多いわけではないことが分かります。
もし、「内野安打を増やし打率を上げたい」という理由で左バッターに変えたい方は
まずは自分の「打球の傾向」を認識してから、
左バッターを検討するようにしてみてください。
・メリット②右ピッチャ―が見やすい

左バッターから見る右ピッチャ―は
リリースポイントが見やすく、軌道が読みやすくなります。
軌道が読みやすい=打ちやすく、結果的に打率が上がる可能性が高くなります。
ピッチャーは右投げの人が多いので、左バッターは得意な右ピッチャーと当たる確率が高くなります。
・メリット③進塁打が打ちやすい
バントがやりにくい、軟式野球では進塁打も重要な役割をします。
進塁打とは、例えば無死2塁の時に、ファーストゴロや、セカンドゴロを打つことによって
2塁ランナーを3塁ランナーに進めるバッティングをすることです。
進塁打を狙う場合、右バッターは流し打ちしないといけません。
この点、左バッターは引っ張り打ちをするだけで進塁打にすることが出来るので、
チームバッティングが打ちやすいというのもメリットになります。
・デメリット①右利きの左バッターだと打球が飛びにくい

次はデメリットを上げていきます。
右利きの人が左バッターに変えると、右バッターの時と比べて、打球が飛びにくくなる可能性があります。
もちろん、右投げ左打ちでもとんでもなく打球を飛ばす人もいますが(;’∀’)
理由としては、左利きに比べて押し込む左手の力が弱いからです。
遠くに打球を飛ばすには左バッターの場合、押し込む左手の力が大事になってきます。
ですが、リストガードを着用することで弱点を補うことができます。
詳しくはこちらの記事で書いています。
・デメリット②体の開きが早くなる。

左打ちのでよくあるのが、「ミートと同時にすぐ走り出す」という状況です。
恐らくほとんどの左打者が無意識にこの状況を作っています。
これだと体の開きが早くなってしまい、バットのヘッドが出てこなくなり、
上手くミートが出来なくなってしまう可能性があります。
左バッター特有の、体が一塁方面に走りながらのレフト前ヒット、
あれが、かっこよくて左バッターを目指した方も多いのではないのでしょうか?
ですがあれは1歩間違えれば、バットのヘッドが遅れてボテボテのゴロになる可能性も高くなります。
・左バッターに転向するコツ
最後に左バッターに転向するコツを書きます。
当たり前ですが、まずは「左手の使い方慣れること」です。
野球だけではなく日常の動作から、左手を使うようにしてください。
もう一つは「利き目を知る」ことです。
実験方法は指を1本前に出して、何でもよいので遠くの目標物に両目を合わせます。
そのままの状態で片目ずつつぶって、指と目標物がずれるかどうかを調べます。
ずれないほうが「利き目」というわけです。
文章だけ分かりづらいとは思うので、少しやり方は違いますか、上記の動画を参考にしてください。
今回は左バッターのメリット・デメリットについて紹介しました。
参考にしていただければ幸いです。
それでは(^^)/
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