こんにちは!
今回は初心者向けスパイクの選び方について書いていきます。
この記事で分かるのは以下の通りです
- スパイクの種類
- 種類毎のメリット・デメリット
- 初心者におすすめのスパイク
目次
・スパイクの種類
そもそもなぜスパイクを履くのか?
それは野球には「踏ん張り」が必要だからです。
投げるのも、打つのも、走るのもスパイクの歯がなければ踏ん張りがきかず
良いパフォーマンスが出来なくなります。
スパイクの種類は大きく分けて以下の2点あります。
スパイクの歯が「金具」のものと「ポイント」のものです。
またその中でも足首の形状に違いがある、
「ハイカット」「ミドルカット」「ローカット」に分けられます。
1つずつ解説していきます。

・種類毎のメリット・デメリット
①金具スパイク
スパイクの底が金属製になっているスパイクのことです。

・メリット
グリップ力が強い
ポイントスパイクに比べ圧倒的にグリップ力が高いです。
土のグラインドではしっかりと歯が食い込み踏ん張りがききます。
・デメリット
重い
金属なのでポイントに比べ重く、足や膝への負担が大きいです。
使用できないグラウンドがある
球場、特に公園や人工芝では使用できない場合があり、大会でも使用できないこともあります。
価格が高い
ピンキリですが、ポイントスパイクに比べると価格は高めです。
怪我をさせる危険性が高い
スライディングが上手くないと相手を大怪我させてしまう可能性があります。
②ポイントスパイク
・メリット
軽い
最近のポイントスパイクの軽さにはびっくりします。足や腰の負担も少ないです。
ほぼすべてのグラウンドで使用可能
今まで15年以上野球をしていますが、ポイントスパイク不可のグラウンドを見たことがありません。
価格が安い
これも金具スパイク同様ピンキリですが、5000円~10000円あればそれなりの高性能のスパイクが買えると思います。
安全性が高い
金具に比べ、安全性が比較的高く、仮に相手を踏んでしまっても怪我をせずに済む可能性があります。
・デメリット
グリップ力が比較的弱い
金具に比べグリップ力が弱いですが、年々性能は上がっており、
最近ではプロ野球でも好んで使用する人も増えています。
広島の菊池選手などもポイントスパイクです.
個人的にはもうデメリットと言えなくなってきていると思います。
③ハイカット
ハイカットはくるぶし部分までカバーするスパイクです。

・メリット
足首を固定するので、怪我の予防には最適。
・デメリット
足首が固定されるため動きづらく、重量もあります。
動きの細かい内野手や、足を武器にしている選手にはお勧めできません。
怪我歴のある選手や、練習で使用するのにお勧めです
④ミドルカット
ハイカットとローカットの中間です。
ハイカット、ローカットどちらもしっくりこない人にお勧めです。

・メリット
ハイカットに比べて動きやすい。
ローカットに比べ怪我の予防ができる。
・デメリット
ローカットに比べ動きにくい
ハイカットに比べ怪我の予防ができない
⑤ローカット
いわゆる一般のスパイクです。足を武器にしたい方にはお勧め。

・メリット
軽く、動きやすいのが特徴
・デメリット
足首が保護されておらず、怪我をするリスクが1番高い。
・初心者にお勧めのスパイク
初心者にお勧めのスパイクは
「ポイント」で「ローカット」または「ミドルカット」のスパイクです。
金具のスパイクは踏ん張りが利きますが、相手に大けがをさせる可能性が高いため、
ポイントのスパイクをお勧めします。
また、金具のスパイクを買ったとしても、使えないグラウンドがあるため、
結局はポイントのスパイクを買うことになります。
お金に余裕がある人は、2足購入し、踏ん張りのいるピッチャーでは金具、野手の時はポイント等使い分けをしても良いかもしれません。
ローカットとミドルカットについては好みで分かれると思いますので、
実際スポーツ店に足を運び、履いてみることをお勧めします。
・まとめ
いかがでしたでしょうか?
言い忘れてましたが、大会によってはスパイクの色が統一の大会もあるみたいですので、
購入する前に所属チームに確認するのをお勧めします。
色んな種類のスパイクを試し履きして自分に合ったスパイクを見つけてください。
あと少し話がそれますが、初心者の方はスライディングの練習をすることをお勧めします。
スライディングが下手だと、自分も相手も怪我をさせてしまう可能性があるので、
上手くなるに越したことはありません。
YOUTUBE等元プロ野球選手が解説しているので参考にしてください。
それでは(^^)/
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